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    06年初めての着物レンタルのお客さんと交友継続の幸せ

    • 2017.08.03 Thursday
    • 11:18

    JUGEMテーマ:日記・一般

     

    涼しい日が続いて、助けられておりますが、

    皆様いかがお過ごしでしょうか?

     

    先日FACEBOOKで、海外の友人にレンタルの写真のご提出をお願いしたら、

    2006年に来ました!とJessicaからお写真をもらいました。

     

     

    覚えていります。彼女! 

    FACEBOOKの使い方も教えてくれました。

    すでにこのころアカウントをもっていたものも、なんじゃこりゃ?状態だったので。

     

    そして今日は彼女や他の方を書いたブログも発見

    http://2daime.kimono-sakaeya.com/?eid=411655

     

    一番最初のレンタルのお客さんだったことは忘れていて、

    改めてご縁に感謝、そしてその交友の長さに感謝!

     

    ご連絡のお礼に羽織を送るので、住所をきいたら、

    CIAにはならず日本に住んでいらっしゃることが分かりました。

    (いやもしかするとCIAで、住んでいる?!)

     

    いつか再会できれば嬉しいな。

     

    このころはデジタルカメラ、SDカードも高くて、

    あまり写真もないし、画像も荒くて申し訳ない。

     

     

    もし、あの時、今はやっている着物レンタルショップのように、

    効率化と収益率をめざし、着付けをおわったら、勝手にご自身で写真撮って歩いてくださいと、

    マクドナルド形式にしていたら。

    きっとこんな長く交友してはいないと思う。

     

    投資のことも最近よく聞かれるけど、

    日経さんにもお話しした通り

    「好きな会社や研究に投資して、そこから学べたら、いいじゃないですか!

    それでお金までついていたら、丸儲け!」って思っています。

     

    お金だけのベクトルで生きていたら、

    ビルゲイツぐらいしか本当に幸せではない。いつも誰かの二番手だから。

     

    でも、何かを学び、人から教えてもらうということを幸せと思えたら、

    きっといつも世界で一番の幸せ者。(多少の浮き沈みはありますが)

     

    もちろん生きていくためのお金は必要だから、

    働くという行為は真面目に遂行して。

     

    無料で着物レンタルはできないけど、

    お友達になれるくらい正直、誠心誠意でお仕事しております。

     

    どうか日本の皆さんも着物レンタル、ぜひご利用くださいませ!

     

    日本語サイト http://kimono-sakaeya.com/rental/

     

     

    他の選択肢はない

    • 2017.07.24 Monday
    • 05:39

    JUGEMテーマ:ファッション

     

    暑中御見舞い申し上げます。

     

    おそくなってすみません。

     

    どうか皆様、酷暑のおり、ご自愛ください。

     

     

     

    さて、そんな酷暑に、インターンSparrowをスパイに他のキモノレンタルショップに行ってもらいました。

     

    英語なのですが、そのお話がおもしろいので・・・

    こちらでご覧になれます

     

    http://kimono-sakaeya.com/Tokyo/?p=4221

     

    つまりは、夏物の着物のレンタルをしているところがない!

     

    この熱い中、ひとえのキモノだったらしい。

     

    半幅の帯とはいえ、暑かったろうに。

    そして1000円プラスしても、ヘアの要望を聞いてもらえないとは。。。

     

     

    なので、夏の着物を着たいというと、うちの店になって、みなさんいらっしゃるのでしょう。か。

    最近またキモノプランが人気です

     

    髪型も、ちゃんとヘアメイクのプロをお願いしておりますので、

    お好きに仕上げてもらえます!

     

     

    着物は自分のインテリジェンスの表面化だなと、

     

    そんな風に思うときがあります。

     

    季節、場面、会う方、着方、またお手入れされているかどうか、

    それが適切かどうか、分かってしまうので。

     

    なので、私はひとえを夏に貸すという、選択肢はなし。

     

    夏の着物に夏の帯、もちろんお太鼓で。

    それ以外ほかの選択肢が私にはないのです。

     

    (ご要望によって帯は変えますが)

     

     

    母は芭蕉布、私は始めて自分で選ばせてもらったシャーベット色の夏の絽の着物に、絽つづれ。

     

    でもみんなたらふく食べた後で着崩れが激しく、よくないですね。。。

     

    浴衣左右あわせの間違った人

    • 2017.07.13 Thursday
    • 15:24

    JUGEMテーマ:日記・一般

     

    こんにちは。

    今日は風があっていくらか過ごしやすいですね。

    お元気でお過ごしでしょうか?

     

    今日は浴衣の前あわせのお話し。

    お店に手伝いに来てくれているスタッフさんたちに、

    カメラの練習用に、自分も浴衣着てくださいとお願いしたら!

     

    人気ヘアメイクのAちゃん・・・

    なんと(/ω\)あわせを間違っていた…

     

     

    私が母のお店を手伝い始めた10年前、

    このようにまだまだ浴衣のあわせ方が間違った方が多かった。。。

     

    花火大会の日、10人に一人くらいが右前だったような気がします。

     

    今ではずいぶん間違われる方が減って、着物や浴衣が社会に浸透した証だなと考えます。

     

    夏祭りで浴衣の人が多い日でも、一人くらいしか袷が違った人がいません。

     

    そんな人を見ると私は「あー失敗している!」という思いよりも

    「自分で着たんだな。頑張ってるな」と思えます。

     

    それにお金を払って教科書のように着つけてもらっているよりも、

    すこしスキのあるセルフ着付けの方が、

    なんとなく初々しさと艶めかしさが混在していて、セクシーです!

     

    浴衣、本当に簡単です。着物のセルフ着付けも、浴衣が基礎です。

    ぜひ浴衣、自分でチャレンジしてほしいです!

     

    さかえ屋の簡単浴衣着付けレッスン1時間半 (プライベート) 3500円

     

    *自分のサイズにあった浴衣と、必要用具(お知らせします)お持ちください。2名様以上は、追加1名様につき1000円

     

    前にもお話しましたが、私が浴衣を着れるようになったのは、

    小学生のころ。演劇部の合宿で、先輩が日本舞踊を教えてくれることに。

     

    母が、シミーズ一枚で、着つけてもらうのを小学生とはいえ女の子が待っているのは恥ずかしい!と。

     

    浴衣だけ、オハショリができるようにと教えてくれたら、意外と簡単!

    なので、帯も教えてもらいました。

     

    この技術が、後にホームステイで大変役立ち、そして着物を自分で着れるようになりたいと思ったときも、

    ほぼ1日でできるようになったのは、この浴衣の着付けのおかげです。

     

     

    もう一人のスタッフ、Sparrowは最近スパイに浅草の着物レンタルショップに行ってくれました。

     

    着物プランをお願いしたのに、やはり半幅帯に、着物もなんと単衣。夏物がないのかな?

     

    着付けは私よりも上手ですね。私も勉強しないと!

     

    弊店の最近の着物プランのお客様

    ちゃんと夏物の絽の着物に帯、子供用もそろえています。

     

     

    ご存知かもしれませんが、最近日本語のホームページもあるので、

    ぜひ日本の方もご利用くださいませ。

     

    http://kimono-sakaeya.com/rental/

     

     

    浴衣もいいですが、夏の着物は本当に見る人を魅了する美しさがあります!

     

    そしてセルフ着付けの浴衣の方、

    母の格言を一言

    「右手が入るように、あわせをするのよ」

    消えゆく絞り技法  "くくり”工程は中国やカンボジアへ

    • 2017.07.10 Monday
    • 17:54

    JUGEMテーマ:ファッション

     

    梅雨明け前というのに、毎日暑いですね。

    お変わりないでしょうか?

     

    暑いと着物が億劫になる。。。という方もいらっしゃるのですが、

    私は意外と夏の着物大好き。

     

    冷房をマックスに入れた部屋で着替えて、

    日傘をもって外に出ると、肌を露出する洋服よりも、なんだか涼しく思えます。

     

    でも、帰って着物を脱ぐと、びっくり。。。

    お腹のあたりが真っ赤に、汗負けしてしまっていて。

    もし何かよい対処法ご存知なら教えてください!

     

     

    先日、消えゆく伝統技法のブログを書かせていただいたのですが、

    タイムリーにある問屋さんとこんなお話をしたので、シェアさせてください。

     

    綿の絞り、つまり絞りの浴衣は、工程の半分がカンボジアや中国(”くくり”にご注目)になっているということ!

     

    IMG_4811.JPG

     

    (10万円以上の絞りの浴衣は全行程日本製の可能性がまだあります)

     

    IMG_4814.JPG

    絞りというのは布を糸で”くくり”、色を染めること。

    糸で布を縛ると、その部分に染色されず、また凹凸がえきるので、生地に陰影ができ、平坦な着物に面白みを与える、贅沢な技法です。

     

    この”くくり”が海外で行われているのです! しかもれっきとして「有松絞り」という伝統工芸の認定を受けているものが(/ω\)

     

    江戸時代には”疋田絞り”という小鹿の背の斑点のように一面に細かな絞りが、倹約令で禁止になったほど!

    疋田絞りイメージ

     

    その問屋さん曰く「もっとも最初に消える技法は”しぼり”だね」と。

     

    まだ絹の絞りは国内(有松や京都)で行われているのですが、

    浴衣ですと、お値段的にももう国内では見合わないらしいです。

     

    IMG_4813 (1).JPG

    加藤萬さんのりんだし帯あげ、こちらは100%日本製!

    細かさが違う?かな。あと色も透き通った、墨色がかってない色

     

    そして、絹のものでも難しい絞り(どの絞りか指定できずごめんなさい)できないらしいです。

     

    正直絞りは絹物のほうが、私はおすすめなのですが、(絞りは保温性が高いのが利点で、浴衣だととっても暑い!)

     

    このやるせない気持ち、ブログで書かせてもらったのは、皆様のお考えをお聞かせ願えればと思っております。

    母の紫紺染めの絞りの着物。

     

    古いものなので、もちろん日本製。

    そのころはきっと海外もっていく手間賃のほうがかかったんでしょし、

    なによりも伝統が国内で継承されたんでしょうね。さかえ屋の宝物のような着物で、ものすごく高く、売れず、母が自分用に仕立てました。

    「たくさん働いてきたんだから、いいでしょ!」と、誰も止めることはできません。

    着物レンタル店を始めませんか?

    • 2017.07.01 Saturday
    • 17:39

    JUGEMテーマ:ファッション

     

    私のようにSOHOのような小さな着物レンタル店始めませんか?

     

    詳しくはこちらで:http://kimono-sakaeya.com/rental/information/115

     

    今日のお客様はめずらしくメキシコから!

     

    ディズニーランドより、着物がいいといってお嬢さんの希望で来てくれました。

    すーっごくお話が弾んで楽しかったです。

     

    (後ろにキッチンがみえますね(/ω\))

     

    伝統を未来へ継承 VS 人権(歌舞伎 成田屋宗家へ想いを寄せて) 

    • 2017.06.29 Thursday
    • 13:44

    JUGEMテーマ:日記・一般

     

    小林麻央さんのご訃報に接し、心から哀悼の意を表します。

     

    お会いしたこともない私ですが、

    成田山新勝寺でのお着物姿に惚れ惚れしました。(うなぎ屋さんで写真を見ました)

     

     

    そしてブログを拝見し、中身と外見が一致したまさに「大和撫子」とお見受けし、ファンになりました。

    芯の強さ、やさしさは両立するんですね。

     

    歌舞伎をたまに観劇していますが、今後は必ずご子息を応援していきます。

    それが私ができる、唯一のあなたへの恩返しだと思うので。

     

    市川海老蔵さんのブログ、小林麻央さんのブログを読むと、

    いかにご長男が早くから跡取りとしてしつけをされているのかわかります。

     

    4歳になったら日本舞踊を始めると約束して、お稽古に通い。

     

    そして来月にはその4歳の子が、お父さんと一緒とはいえ、あの歌舞伎座の大舞台で、宙乗りを披露してくれます。

     

    初日まであと4日、お母さんを亡くしたばかりで臨むお稽古

     

    西欧では理解されないと思います。

     

    それは母親が亡くなってすぐの舞台もそうだけど、

     

    自分の意思も確立する前から、将来を決めらていること。

     

    西欧の方だったら「もっと大人になって、意思を確認してから稽古をしたらいいじゃない?」と。

     

     

    海老蔵さんのブログで「カンカンは歌舞伎をするために生まれてきたんでしょ?」というのを拝見し、

     

    私までも心が痛みました。日本人としては、なくなってほしくない伝統。

     

    でもそのためにこの小さな子には選択肢が与えらえれない人生。

     

    心から彼が、歌舞伎が大好きで、歌舞伎役者になれてよかったと将来思ってほしいと願うばかり。

     

     

    人は年を重ねると、意思が確立してロジックになっていく。そうなると、五感で理解が難しいい、

    体が覚えてくれないというか、それでは歌舞伎の継承は間に合わないーーーように気がします。

     

    それは歌舞伎役者の家に生まれて、幼少からお稽古をつけていた役者さんと、

    そうではない役者さんの佇まいには何か違うものを私は見えるからです。(玉三郎さんは違うか~)

     

    伝統文化は「肌」で継承が必なのかもしれません。

    それには小さいころからなるべく両親の手伝いをさせて、見て、触って、学んで・・・

     

    30手前まで、まったく家業の呉服店を継ぐつもりのなかった私ですが、

    知らない間に、家業を肌で学んでいたという事実を否定できません。

     

    一目で絹かどうか見分けられたり

    (ドイツでウェディングドレス店に夫が連れて行ってくれ、一瞬で店内には一着もシルクがないと分かり、子供っぽいですが私は泣き崩れました。お店の人には驚いてどうしてわかったの?絹は仕舞ってあるのといわれました)

     

    帯あわせなども、なんとなくロジックなしで理解できたり。

     

    私なんかはまだまだ小さなことですが、

    もっとすごいのは、着物の職人さんたちです。

     

    細かな作業は、子供のころに親と遊びのように身に着けていくものなのでしょうか。

     

    絞りの技法の一部や、木の繊維を糸にする技法など、

    感覚が大人になってからでは身に着けられないということで、

    今の80歳を超えた職人さんたちがいなくなれば、途絶えると言われています。

     

    義務教育後では間に合わない、伝統文化の継承。

     

    それを子供に負わせるには、歌舞伎のように収入が安定していたらできることかもしれません。

    (猿之助さんはいずれみんな歌舞伎を観なくなると、懐疑的のようですが)
    着物の職人さんは子供に後を継がせないという方が多いですし、子供もなので手伝いを言いません。
    人権尊重の観点から、やはり一部の技法は消えゆくのみなんでしょうか。
    インド、インドネシアなど人権尊重の考えがが遅れている国と言っては失礼ですが、
    それらでは手工業がまだ盛んなのをみると、ふと難しさにジレンマを覚えます。

    英語で着付けレッスン 海外の方と

    • 2017.06.23 Friday
    • 17:06

    JUGEMテーマ:ファッション

     

    浴衣の着付けを英語で海外の方と習いませんか?

     

    浴衣は着物の着付けの土台となります。

    着物へのステップはまず浴衣から。

    (数年前、スカンジナビアの学生さん40名くらいに着付けを教えたことが、皆さん浴衣を自分で着られるようなりました!)

     

    実は私は小学校から浴衣だけは自分で着られるようにと教わりました。

     

    なので、小学校の私でもできたので、浴衣はきっと努力と練習があればできると確信しています。

     

    (数学は途中で放棄した私ですらといったほうがいいかな)

     

    この浴衣の着付けができたおかげで、高校生でホームステイ時には

     

    自分だけではなく、ホストファミリーとも一緒に浴衣を着ることができて本当に楽しかったです!

     

    なので、ぜひself浴衣着付け、覚えて一緒に夏をもっと楽しめればと思います。

     

     

    イベントは以下の日程のみですが、個人でも購入者の方には対応しますので、ご連絡ください。

     

     

     

    日にち:2017年6月27日 火曜日

     

    時間:17:30〜19〜30

     

    レッスン内容 :浴衣の着付け (半幅帯での蝶々結び)

            お茶とお菓子付き 

     

    料金 :4000円

     

    持ち物:浴衣(自分サイズのもの)

        半幅帯

        腰紐2本

        コウリンベルト1

        伊達占め 1

        タオル 2

        浴衣スリップ (なければタンクトップに短パン)

     

    *タオルとスリップを抜かした販売もあり(1万円~)

    *タオルとスリップ以外のレンタル (3000円プラス)

     

    場所:さかえ屋呉服店東京支店 

       原宿駅 竹下通りからすぐ(予約後、地図をお送りします)

     

     

    ご予約締切:2017年6月26日までにクレジットでのお支払い終了

          ご連絡後、サイトにてご請求させてもらいます

     

    キャンセル:当日のキャンセルは返金できません

     

     

    連絡先  info@kimono-sakaeya.com

     

     

    今回のイベントに参加できない場合は、

    弊店の浴衣プランをご利用ください(英語サイト http://kimono-sakaeya.com/Tokyo/?p=527 )

    プレメイド浴衣12000円~で個別にレッスン対応いたします。

     

    もしくはぜひ、反物からのお仕立てを。

     

    竺仙さんの浴衣、年々値段が上がっておりますが、以前の在庫でしたら、以前の値段でお分けできますので、ぜひ。

     

    伝統的な柄は、いつになっても古くなりません!

     

    お仕立て浴衣のサイト

    着物職人はブラックバイト?(後編)

    • 2017.06.20 Tuesday
    • 12:32

    JUGEMテーマ:ファッション

     

    梅雨の季節、いかがお過ごし?どんなお着物でお過ごしでしょうか?

     

    先日日本橋三越で、美しい着物姿のご年配の女性がいて、思わず「素敵なお着物ですね」と話しかけてしまいました。

     

    生紬に、本藍染め、そこに手書きが少しされた着物。帯は絽名古屋に、手書きの紫陽花。

     

    袖の中にもちゃんと色が覗き(裏が地染め)、梅雨のうっとうしさが、彼女の着物姿で消えていくような思いでした。

     

    この着物を創られた職人さん、単衣を知り尽くしているだろうな。

     

    前編で、お話をさせてもらった、西陣の小さな工房の帯やさんの帯、お待たせしました(待ってない?)お写真を撮りましたので、見てください。(すみません 今年は洗いに出します。ふちが汚れれますね)

     

     

     

    ご兄弟で、ご先祖からつづく工房を守ってらして、夏物しかおつくりにならない。

     

    そう夏の織りの帯を知り尽くしていました。色合いが出し方によって違うので、どんな着物にもあう。

     

    職人さんも出入りされていて、出来高制でお給料を出されているように思いました。

    ご年配の男性で、この工房で材料と場所を借りて、できたら、それをこのご兄弟が買い取るという。

     

    工房を閉められたと聞いたとき、あの職人さんやご兄弟はどうされるだろう?と胸が痛み、

    この帯を大切に締め続けることが御礼かなと考える日々です。

     

     

    そうこのように・・・着物職人になっても、なかなかそれで食べていけないのが現状なのです。

     

    研修時代は無給としても、果たしてそれでいいのか?

     

    良くないけど、それが今の現実。

     

     

    新品の着物を作って売るという”産業”としては難しくなっていくと、思っています。

     

    最盛期(昭和57年)の17240億、平成25年の3010億呉服売り上げ総額を比べるとそれが痛感します。

    (出典:http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/seizou/wasou_shinkou/pdf/004_04_01.pdf)

    *昭和57年ころは海外での生産がほぼありませんが、平成25年のものには着物の外国産が含まれると思います。

     

    それならいっそ文化財として、文化省に管轄を移し、 

     

    研修後は、展覧会の入選などで賞金を出していくのが、良いものを残す方策なのでは?と。

     

    着物は、現在経済産業省が主に管轄しているのですが、

     

    文化省が出す「無形文化財」(いわゆる人間国宝)の物のほうが100倍以上も高値が付きます。

     

    というのも、他の認定ものはいくらでも逃げ道があり、

     

    あの大島紬でも、ほとんどが泥染めなどはしてないものばかり。

     

    産業として成り立たせようとすると、一反を安く、大量生産になります。

     

    そうなると手抜きというか、機械化というか、そういったことで品質が落ちるのです。

     

    また安くする一番の手法が、海外に産地を移す。

     

    ポリエステルや、浴衣のほとんどは今は中国産。

     

    それで着物とよんでいいのでしょうか。。。。

     

    少なくとも、文化庁であれば「いくら売れたか」という呪縛からのがれ、

    品質、国産、伝統も守れていくのではと、素人心に思うのです。

     

    そうなると、すべての着物が高くて買えない?

     

    そんなことはありません、今は中古の着物がたくさんあります。

    なので、いいものだけはちゃんとお金を出して買って、

    残りは中古品で、もしくはお母さんのおさがりでって。

     

    そして安いと思って買う方もいると思うので・・・

    そのポリエステルやプリントの綿の着物、原産地はどこになっていますか?

    生地も、仕立ても、両方日本でしょうか?

     

    絹の日本製の着物でも、弊店では10万以内で手縫いでお仕立てできます。

    いろいろそれは呉服屋さんそれぞれの営業努力からできることがあるのです。

     

    他人様のお店のことをとやかくいうことはしたくないのですが、

    同じ振袖をなん十店舗もある支店に並べる。

     

    同じ着物の大量生産・・・

    疑うことはたくさんあります。

     

    こういった大量生産、売り上げ死守的なものを着物業界は許してしまったことに、

    現在の惨状があるのでしょうが・・・

     

    そのとばっちりを伝統を守る職人さんに行くことを避けられたら、

    それが私の着物屋さんとしてののモチベーションです。

    着物職人はブラックバイト?(中編)

    • 2017.06.11 Sunday
    • 16:56

    JUGEMテーマ:ファッション

     

    今日も読んでくださりありがとうございます!

     

    昨日は明治神宮で単衣に八寸などの帯芯のない帯と、夏物帯の方が混在してました。

     

    そして結婚式の列席者は、袷!

    (礼服は袷しかない人もいるので、アリですよ!だってレンタルじゃなく自分の着ているってことだと思うし)

     

    でもこうやって混在している方が、かえって文化的には健康なのかも!

     

    市民が選択肢を得てるってことですから。

     

    なので、間違っている、あってるとか、そういった解釈では文化はや芸術は語りたくないな。

     

     

    前回の「職人はブラック企業(前編)」から間があいてすみません。

     

    一応その記事内容を再度こちらに掲載します (出典 https://www.j-cast.com/2017/03/18293227.html?p=all )

     

    =========================

     伝統工芸の職人と弟子の関係は「ブラック労働」にあたるのか――。京都の西陣織職人がツイッターで弟子を募集したところ、その求人条件が「ひどすぎる」としてインターネット上で批判を浴びる騒動があった。

       実際、今回問題となった募集ツイートでは、「最初の半年間は給与が出ない」「その後の仕事も保証できない」などと説明していた。いったいなぜ、こうした厳しい条件で弟子を募集することになったのか。J-CASTニュースは、募集を出した職人に「投稿の真意」を尋ねた。​

     

    「ブラックと言われれば、その通りかもしれません」

     

       今回、ツイッターで弟子を募集したのは、伝統工芸士の資格を持つ西陣織職人・佐々木英人さん(45)だ。京都市内の工房で制作した西陣織の帯や小物を、「りんどう屋」というネットショップで販売している。

       そんな佐々木さんは2017年3月13日、ツイッターに次のような募集文を投稿した。

    「西陣織を習いたい、将来的に仕事にしたい方を募集します。ただし最初の半年は給与的なものも出ませんし、その後の仕事を保証はできません。ただ、この西陣織の職人が減りゆくなか、将来的に技術を覚えておきたい方に無料で教授いたします」

       (続きはサイトでみてください

     

    ======================

     

    私は先にも書いたように、

     

    修行期間の無給料については否定しないです!

     

    実際インターシップってそいうことですよね?

     

    自分にその仕事、企業があるのかって、企業と学生のお見合いで、

    有給もあるけど、無給のものもある。

     

    職人さんも実は本当に向いている人って少ないと思います。

    現代の西洋的教育を受けてるとロジックには強いけど、手作業を辛抱する精神と根気は衰退してる気がします。

     

    なので、6か月間その素質を自分で見るためにも、

    また実際には先輩からのサポートのほうが、大きいのでその対価というのも変ですが、(徒弟制度みたいな感じ)

    無料でも私は納得します。

     

     

    実をいうと、こんな零細企業な弊店、さかえ屋呉服店にも、

    6月からアメリカ人の学生さんが6か月のインターシップに来てくれています!

     

    丁稚のSparrow (雀)ちゃん 彼女のインスタグラム

    雀の巣立ちまで、わたしも気が抜けません

     

    もちろん無給です!

     

    そのうえ、彼女は衣食住をすべて自分で賄ってるんですよ!(年季奉公より厳しい条件)

     

    彼女はアメリカで呉服屋さんをスタートしたいのです。

    その夢のため一生懸命、学んでいます。

     

    彼女の夢に応えらえるよう、私もいろいろお伝えしたいと思っています!

     

    言葉、英語にはならないことばかりなので、実際に見てもらって体験してもらい、

    そのお礼に、彼女はお掃除、繕い物、お客様の撮影などなど頑張ってくれています!

     

     

     

    どうか皆さん、Sparrow をよろしくお願いします。

    ぜひ原宿でも大宮の方でも、弊店をご利用いただけると、

    彼女の勉強になります。(私にも)なので、そろそろ

     

    反物で浴衣を作ってみたいな〜というかた、

    一緒に竺仙さんにもご案内しますので、お声かけてください!

     

     

    とりあえずまたも、結論は次回のブログに続きます。

    次回は徒弟制度のような無給以降も、生活が保障されてなくていいのかを私なりに考察。。。

    着物の呼び名いくつ知ってますか?

    • 2017.06.01 Thursday
    • 12:52

    JUGEMテーマ:ファッション

     

    日中はすっかり暑くなりましたが、お変わりないですか?

    あっという間に6月!今年も半分過ぎ去ってしまい、そろそろ梅雨の時期ですね。

     

     

    先日5月29日は、最近ようやく定着してきた「呉服(ごふく)」の日でした。

     

    着物には、このように別の呼び名が実はたくさん!

     

    着物、和服、呉服、日本服、長着!

     

    民族衣装はその民族に一番合うな〜と常に思うのですが、

    バリ島で、バリ舞踊を踊ってくれた子供たち。

    「舞踊と衣装」も関連性高いので、いつか文章にしたいな。

     

     

    「呉服」やどうやら、中国の「呉」の国の服から来たということが、昔調べ物をしていたら見つけました。

     

    中国は支配が変わるたびに、その文化を抹殺してしまうので、残念ながらもうこの文化を感じるものは、チャイナドレスの袷方!着物と左前が同じくらいです。

     

    ウィキペディアではいつ描かれたてものかわかりませんが、呉の帝の肖像画が。袖が長く、左前のあわせ方など類似します。

     

    「日本服」は、明治の頃、洋服に対比して使われていたようです。その頃書かれた日記を読んで面白く思いました。

     

    「長着」は、業界言葉でしょうか。短く縫う、羽織や襦袢に対比して使います。 用語例としては、「あの反物(着物の布)は長着には短すぎる」など。

     

    仕立て前の着物の反物

    珍しい刺繍の小紋、京都産(5万円反物価格)

     

     

    もし、他にもご存知の方がいらしたらぜひ教えてください!

     

    昨日のお客様、この絹の着物を一目で気に入られて。

    不思議と容易に絹とポリエステルの見分けができる方がいるんですよね。

     

     

     

    話は飛ぶのですが、「着物」という言葉の定義を私は正したいな〜と中国の機械産ポリエステルの着物を

    日本の職人さんが手間暇かけて作った着物と同じ呼び方って・・・

     

    そして、呉服の日に限らず、ぜひお着物お好きだったら、いつでもお召しになってほしいです。

     

    その日だから、みんなが着るからではなく、「自分が着たいから着る」こそ本当に「好き」なのではないかと思い、私はそうさせていただいております。

     

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